葉物野菜の仕入れのポイントと注意点

葉物野菜は鮮度の劣化が早いために、あまりにも遠くの産地から仕入れる場合には、料理で使う際には品質が低下することがあります。このような注意点があるため、最初から近郊農業で栽培された葉物野菜を選ぶことがポイントです。東京や名古屋などの大都市圏の郊外には、近郊農業に適した田園都市があり、足が早い作物を中心にして栽培されています。野菜仕入れのサイトを使うと遠方の食材も簡単に調達できます。

レタスに関しては冷涼な環境で育てたほうが食味が良くなりますので、高原で栽培されることが多くなります。関東近郊の例では、八ヶ岳高原で栽培されたレタスが鮮度が良いうちに東京市場に運ばれています。冷涼な環境を好む葉物野菜は、季節によって産地が移動するのも特徴です。徐々に南下を始める種類も少なくありませんから、継続的に仕入れるためには、一つだけの産地を選ぶことはよくありません。複数の産地から少しずつ仕入れることで、悪天候などの問題が発生しても影響を小さくすることができます。

良質な葉物野菜を仕入れるために、土壌の栽培環境を見極めることも重要なポイントになります。農家から直接に仕入れるときには、実際に畑に足を運んで土壌の状態を確かめてみましょう。堆肥の使い方によっては、実際の品質が大きく変わることも珍しくありません。安全性も同時に大事にしたいときには、無農薬栽培の有無を確かめることも重要なポイントですが、注意点も同時に忘れてはいけません。

無農薬栽培をしているつもりであっても、他の畑で散布した農薬が飛散することがありますから、実際に畑の様子を眺めて判断することが重要となります。キャベツなどの葉物野菜は虫食いの被害が深刻になりやすいことから、ある程度の農薬が必要なこともあります。やむを得ずに農薬を使っている場合でも、減農薬の方針を進めている生産者を選ぶことで、信頼度を高めることができます。

同じ葉物野菜であっても、美味しい時期には明確な違いがあります。美味しさは旬の時期を頂点にして保たれることから、季節感を特に大事にしたい場合には、葉物野菜が本当に美味しい時期を知らなければ困ったことになります。ホウレンソウが冬に旬を迎えるのは、寒さが甘味を作るためです。したがって、寒さが厳しい産地から仕入れることも賢い方法です。旬の時期には葉物野菜の出荷量も増える影響で、不作にならなければ価格は安値で安定します。ところが、促成栽培で作ったものは、旬の時期よりは美味しさや栄養が劣る場合があり、仕入れ値も高くなりやすいのが問題です。